こんにちは、ReBranの化学担当せいやです。
さて、今日はジャンボタニシの卵駆除検討についての報告です!
ついに卵を採取することができる時期になり、鋭意検討を実施しておりますので写真とともにその様子をお伝えしたいと思います。
*グロ注意、集合体恐怖症の方にはおすすめできません。
手順
①ジャンボタニシの卵を田んぼから回収
②シャーレにジャンボタニシを並べる
③霧吹きでジャンボタニシに液体を噴霧
④孵化の様子を観察
いい写真っぽいけど、このショッキングピンクのぶつぶつは本当に気持ち悪いの一言に尽きます。
さて、今回はア~ウの3種類の薬剤を用意し、実験をしてみました。
(*エはRefとしてただの水を噴霧。)
内容の詳細は検討中であるため記載できませんが、これらの薬剤は有機栽培として許容されるものを選定しております。
例えば、一般的に害虫忌避剤・駆除剤と呼ばれるものを優先して用意し、科学的根拠に基づいて仮説検討をしました。
結果は以下の写真の通り。
一枚目が液体噴射前
こちら2枚目が液体散布後2週間経過後の様子。
n=3ではありますが結果として、ウの薬剤を使用した際に高い孵化率抑制を確認しました。
その他2つの薬剤はあまり効果が見られませんでしたが、もう少し色々な薬剤を検討してみるのも面白いかもしれません。
今回の結果は非常に興味深く、卵から孵化する前の状態であれば必要以上に強い薬物が必要ではないということが明らかになりました!
サンプル数が少ないことや、濃度等も重要な要因になってくると考えられるので引き続き調査を進めていきたいと思います。
以上、第一回ジャンボタニシの駆除検討結果でした!

見てくださり、ありがとうございます。
これからもReBranをどうぞよろしくお願いします